10月19日(火)、公務員志望者と情報ビジネス科2年生に対して、「男女共同参画の視点に立った防災出前講座」が実施されました。

 

熊本市男女共同参画センターはあもにいから講師の方をお迎えし、熊本地震の時「女性」「男性」「若者」「高齢者や障がい者、外国人、性的少数者」に何が起きたのかを学びました。

講座によって、熊本地震時にそれぞれの立場で様々な問題があったのを理解することができました。また、ワークショップでは、それらの課題解決のための行動について考える時間を持ちました。

 

生徒たちからは、「震災時は自分のことで精いっぱいで周りの人を気遣う余裕がなかったが、問題がたくさんあったことを知ることができた。」「固定的性別役割分担意識により、協力し合えない状況が生まれていたことを理解できた。」「私も被災者だから、講座内容に心から共感できた。次は、私も困っている人のために行動したい。」などの感想が寄せられました。

 

男女共同参画とは、男女平等のことだけでなく、性別に関係なくお互いのことを理解し、認め合い、責任を担い合う取り組みです。また、災害時だけでなく平時から男女共同参画社会に向けての活動を推進することが重要です。私たち全員で取り組んでいくことが求められています。