本日、7限目にLHRを行いました。高校三年生は、受験に関する諸注意を受けました。総文・総体も終了し、これからは受験の季節となります。これを機会に受験モードへと切り替えなければなりません。

受験に際して必要な書類や注意事項に関する連絡の前に、進路部長が受験に向けての心構えをお話しされました。本校卒業生が受験生だった時の話を挙げながら、今の三年生たちには本気の熱量が足りないというご指摘がありました。ある卒業生は、問題を解いていてわからない時に「今が本番でなくてよかった」と思ったそうです。また別の卒業生は、模試を予備校生たちと受けた時に頭が真っ白になり、「今までの努力は本物ではなかった」と気付いたと話しました。このように、本番を迎えるまでにどれだけ努力できるかというのが大切だということです。

今回のお話を聞いて、これから三年生が総体・総文に向けていたエネルギーを勉強に向けてほしいというのはもちろんですが、一、二年生も三年生になってから動き始めるのではなく、今から進路に向けて努力を始めてほしいと思いました。そして、一、二年生を突き動かすのは、三年生のひた向きに努力する姿だと思います。日常の勉強、挨拶、身だしなみを試験や面接につなげられるよう、そして後輩たちにも良い影響が与えられるよう、これからの時期を大切に過ごしてください。