本日、高校3年生に向けての卒業講演会を行いました。

  

講師に司法書士の先生をお招きし、「高校生法律教室」という演題で講演をしていただきました。契約、クーリングオフ、クレジットカード、ネットショッピング、SNSの項目について、トラブルの事例や対処法などを具体的にわかりやすく教えていただきました。

講演後には代表して普通科3年2組の川口和花さんがお礼の言葉を述べました。川口さんの言葉にもありましたが、成人年齢が18歳に引き下げられた結果、今の時期には高校3年生のほとんどが成人ということになります。それは大人社会の一員として認められる反面、自分の言動への責任感や、トラブルに自分で対処する能力といった資質を身につけなければならないということです。また、卒業を間近に控えた3年生の中には、4月から保護者のもとを離れて暮らすことになる人もいます。そのため、社会で生きていく上で起こりうるリスクを知り、危機管理能力を高めておくことは今から準備しておかなければならない課題と言えるでしょう。よって、今回の講演は生徒たちに、これから出ていく社会やその中での生活をイメージさせ、困ったことが起こっても相談先があるということを知ることができた有益なものだったと思います。今回の講演の内容を心に留め、トラブルを回避し、周囲に相談しながら新生活を送ってほしいです。

講師の方には、貴重なご講演を賜ったことを、厚くお礼申し上げます。