10/19(水)、熊本市高齢者支援センターささえりあ子飼より田口善信様を講師としてお招きし、認知症サポーター養成講座を開催しました。

高校1~3年生の合計100名以上が、3教室に分かれて受講しました。

講座の序盤では、認知症の症状について説明が行われました。生徒は皆真剣に聞いていました。その後、認知症を疑似体験できるゲームが行われました。ゲームが進むにつれて、認知症を想定したイベントやトラブルに何度も遭遇します。それを「お助けカード」で乗り越え、ポイントを得る度に楽しみながら学んでいました。最後は、実際に認知症の世界に生きる方から受講者に向けたメッセージを動画で視聴し、認知症への理解を深めました。

生徒達からは、「ゲームを通して講座が展開されたので、認知症について、とても理解しやすかった。」「認知症の人への対応として、自尊心を傷つけない、という心得が印象に残った。できないことを責めるよりも、できることを褒めるように心がけたい。」など、理解が深まったことの分かる感想が出てきました。

この講座を受けることによって、生徒は「認知症サポーター」となります。「認知症サポーター」とは、認知症に関する正しい理解と知識を持ち、認知症の人やその家族を温かく見守る応援者を指す言葉です。ぜひ、それぞれができることから取り組んでほしいと思います。

田口様をはじめとした ささえりあ子飼 の皆様、意義深い講座を誠にありがとうございました。