図書室では、様々な取り組みが行われており、生徒の皆さんが自身の「在り方生き方」を考える上で有効なものになっています。今回は、図書室の先生にインタビューした内容をご紹介します。

 

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ーー現在図書室ではどのような取り組みが行われていますか?

生徒向けに、テーマに合わせた本を集めて掲示しています。

たとえば、読書感想文向きの本の特集ですね。もうすぐ課題として出されるらしいので、ゴールデンウィーク中に読めるようおすすめの本を揃えています。(※GW前にお話を伺いました)

 

他にも、最近今年の本屋大賞が決定したので歴代本屋大賞作品を集めたものや、ファンタジー特集などもあります。

私が子どもの時はファンタジーが不動の人気だったのですが、最近はミステリーのほうが人気ですね。それぞれに面白さがあるので、色々なジャンルの本を手に取ってもらえるといいなと思います。

 

ーー生徒はどのように図書室を活用していますか?

小学校と比べて授業が高度化したことで、勉強の仕方について学ぶために図書室に来る中学生が最近多いです。授業中の先生の話で関心を持った内容について調べにくる子や、英字新聞を毎日読みにくる子もいて、感心しています。

また、去年に比べると、自習に使う子が増えた印象です。この一年で図書室全体の整理がだいぶ進んだと思うので、落ち着いて勉強したい生徒にはぜひ利用してほしいです。

 

ーーこれから図書室を訪れる生徒にひとことお願いします。

普段本を読まない子が一番読みやすいのはやっぱりエッセイだと思います。まずは読みやすい文章から始めて、長く難解な本にも少しずつ挑戦してほしいです。また、小論文などで専門的な物事を調べるために来る子のニーズにも応えられるよう、本を取り揃えていこうと思っています。ぜひ図書室へお越しください。

 

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図書室の新しい取り組みは高頻度で行われています。普段なかなか足を運ばない人も、時間を見つけて入ってみると、思わぬ出会いがあることでしょう。それが自分の将来に結び付くかもしれません。ぜひ、図書館へ。