LHR(ロングホームルーム)の時間で、1年生の普通コース・特進コースそれぞれに文理選択説明会を開きました。

 

普通コースでは、文理のクラス分けで気をつけるべき点について、普通コース主任からお話がありました。普通コースでは2年生から文系クラスと理系クラスに分かれます。この選択は、将来の自己の在り方と今後の学習に大きくかかわるものです。そのため、理系クラスを志望する生徒には、数学などの理系教科の学習に対応すべく各種のハードルが設けられており、今のうちから準備を始めておかなければならないと話がありました。

また、選択科目に関する説明も行われました。クラスによって選択肢が変わるため、しっかりと把握したうえで分からないことは担当の先生にどんどん質問しに行きましょう。

お話の中で強調されたのは、どの選択をするにしても「友人などに左右されない自分の意思での決定」「保護者との相談」「不断の努力」が重要だということです。大学の入試形式や必要な科目を調べ、社会に出て何をしたいか意識し、クラスや選択科目を決めてほしいと思います。

 

特進コースでは最初に、文系と理系で新たに加わる選択科目に関する説明が、地歴公民担当・理科担当の先生からありました。将来の進路目標や自分の興味関心に合わせてよく考えて選ぶよう話がありました。

次に、特進コース主任から文理選択全体に関する話がありました。現在の入試動向に触れた後、どのように文理の方向を絞っていくか、豊富な経験談も交えながら説明されました。資格や不得意教科による消去法で考えるのでなく、適性や将来の夢に合わせて最終的な判断をしてほしい、とのことでした。

最後に、そのような自分の方向性についてより理解を深めるためにも、ぜひこの夏はオープンキャンパスやオンライン説明会を積極的に活用してほしいという話で結ばれました。

 

今回の説明会が、生徒たちの進路選択に役立つと同時に、進路理解につながる機会となったのであれば幸いです。