本日、普通科普通コース、特進コースそれぞれで合同朝礼を行いました。

 

普通コースでは、コース主任から昨年度の卒業生が進路実現のために在学中何をしていたのかが紹介されました。一人は入学時英語が苦手だったものの、課外や個人添削を通して得意科目にし、最終的には外国語系の学部に進学した生徒。一人は2年生から個人添削を休まず続け、英文を読んで小論文を書けるほどの力をつけた生徒。一人はバレー部に所属しながら、時間を有効活用して学力も伸ばし、数名しか合格できない入試を突破した生徒。いずれも共通するのは、部活、生徒会、ボランティアなど勉強以外の部分にも全力で取り組んでいたことと、覚悟を決めて早くから準備を始めていたことです。

期末考査が終わったタイミングですが、3年生にとってはむしろここからが勝負どころです。夏休みが明ければ推薦入試が次々と始まります。強い意志をもって、大きく成長する夏にしましょう。

特進コースでは、コース主任から卒業生のエピソードをもとにしたお話がありました。その卒業生は、清掃の時間黒く汚れた壁を毎日磨いていたそうですが、その姿を見てコース主任は「象を洗う」という話を思い出されたそうです。ある村の少年が、一頭の汚れた象を毎日洗い続けるという話です。少年はその役割をもらったことを喜び、誠実につとめを果たします。耳の裏、足の裏など他から見えない箇所や、泥が入り込んだ硬い皮膚の皺も長い年月をかけて毎日洗います。

少年のこの姿勢は、本校の校訓「聖く、明るく、美しく」の「聖く」に込められた、言い訳をして自分をごまかさずに、誠実な努力を重ねて物事をやり抜くということに通じると話され、その卒業生は現在も象を洗い続けるように大学での進級試験に向けて努力を重ねていると続けられました。その話の最後は、その少年のいる国はやがて美しい象のいる国として人々に知られるようになるというものです。この少年は信愛生一人一人に置きかえることができます。そして象を洗うことは、今一人一人の目の前にあるそれぞれのハードルのクリアへ向けての努力のたとえとなります。「あなたの象は今どうなっていますか」というコース主任の問いかけには、努力を怠っていないか、努力は足りているのかと生徒たちに我が身を振り返らせ、この信愛が誠実な努力に満ちた学校になるようにとの願いが込められていると感じました。