学年末、様々な教科が授業のまとめに入っていますが、ここでは情報ビジネス科2年1組の授業をご紹介します。

 

 

古典Aー諸子百家プレゼン

漢文単元のまとめとして、中国の思想家に関する文章を読んで、その考え方を紹介するプレゼンを行う活動を行いました。

 

まずは原文を書き下し文に直し、現代語訳します。

 

文章に表れている考え方を読み取り、プレゼンのテーマを考えます。

 

発表当日。それぞれの班が、文章の訳だけではなく、思想家の紹介や、現代の私たちにとっての教訓まで含めて説明してくれました。

 

国も時代も離れたところで生まれた文章から、現代の日本にも通じる思想を読み取ることができるという不思議な体験が、予測不可能な未来を切り拓く生徒たちの助けになれば嬉しく思います。

 

 

マーケティングー茶室で学ぶおもてなし

マーケティングで学ぶ単元の一つに「接客」がありますが、その一環として茶室の作法を学ぶためのミニ茶会を開きました。

 

靴が揃っていますね。入口から美しく……

 

お茶を点てる、運ぶ、いただく。一連の作法の中で、生徒は独特の空気を味わいます。

 

 

先生からは、茶室にかかわる様々なマナーや、「金継ぎ」「雪見障子」などについての紹介がありました。初めて知る物事の連続に、生徒は驚きの表情を見せていました。

 

今回は、流れを知り雰囲気を楽しむというのが主でしたが、次は更に知識を蓄えて本格的な茶会に挑戦する予定です。

 

 

情報ビジネス科の授業はバラエティ豊かです。3年生でも、様々な活動を通して深みのある人間を目指してほしいと思います。