本日、学院慰霊祭を行いました。

 

カトリック教会の教会暦では11月を「死者の月」と定め、亡くなった方々のご冥福を祈る月としています。本日は学院慰霊祭を行い、亡くなった方々や、熊本地震等をはじめ災害や事故で犠牲になった方々のために祈りを捧げました。

本年度はコロナウイルス感染拡大防止の観点から中学生と特進コース、普通コースと情報ビジネス科の2回に分けて行い、また合唱は事前に収録されたものを流す形式をとりました。

 

作文朗読では、生徒が「いのちの尊さ」をテーマにして、いじめや死についての作文を発表しました。

 

神父様からは、「断捨離」という考え方が日常生活だけでなく精神においても適用できる、というお話がありました。人を傷つけ騙す心を捨て、真理を求める正しい心を大切にするよう説かれました。死者に祈りを捧げ、自己を省みるという点で、慰霊祭とは究極の「断捨離」である、ということです。

 

生徒が「いのちの尊さ」や「生きる意味」に思いを巡らす機会になったと思います。亡くなった方の安らぎを祈り、自分と他人の命どちらも大切にして生きていきましょう。