信愛女学院の保健委員は、生徒が健康に学校生活を過ごせるよう、定期的に消毒などの活動をしてくれています。

今回は保健委員の生徒と保健室の先生にお話を伺いました。

 

[保健委員]

――コロナウイルス流行の影響で、日常の生活に変化はありましたか?

休校はもちろん大きな変化ですが、手洗いうがいの意識が特に変わりました。今までは手洗いうがいの時間をあまり気にしていなかったのが、秒数を意識するようになったのは変化ですね。

――生徒の皆さんに伝えたいことはありますか?

物の貸し借りや密着など、意識しないと「密」になってしまう場面が日常には多いと思うので、そっけないと感じられるかもしれませんが、いつも気を付けながら日々を過ごしていきましょう!

 

【冷水機消毒の様子】

 

[保健室の先生]

――コロナウイルス流行を受けて、学校で取り組んでいることはどんなことですか?

定期的な教室等の消毒を、先生方にもご協力いただいて実施しています。最近のことでは、人が集まってしまう健康診断には最大限の対策を取りました。また、保健室からは、ほけんだよりでの呼びかけを行っています。日々の体調管理シートや、体調不良や心が疲れた時の相談窓口の情報などを載せています。

  

【ほけんだよりの一部】

 

――保健室からの視点で、どのような生徒の頑張りが見えますか?

昼食時に間隔を空けてそれぞれで食べていますよね。本当は楽しく話しながら食べたいでしょうが、その気持ちを抑えてよく頑張っているなと感心しています。また、長い休校後の授業再開で、疲れがたまっている中でも勉強に励んでいるのはすごいことだと思います。あまり無理をしすぎず、自分の身体・心と相談しながら頑張ってほしいと思います。

 

――生徒に一言お願いします。

朝の検温や「三密」を避ける……というのはずっと言われていることですが、油断せずに継続してほしいと思います。新たな環境の中で不安が生じる時期だと思うので、気軽に保健室まで相談しに来てください。